インタビュー

人気講師に聞く!資格講座をつくる魅力、教える魅力。

編集部メモ

ユーキャンには、講座の講師として働く人材がいます。皆さんも講座開発や受講生フォローの業務の中で、講師陣と関わる機会があるかもしれません。そこで、今回は人気講座の講師2名にインタビュー。講師の仕事についてやユーキャンの講座の魅力について、たっぷり話を聞きました。

常に学習者の視点に立ち、より良い講座を目指す。

プロフィール

中山(Nakayama)

2008年、高校教師を辞め、興味のあった資格取得のための教育を手がけるべくユーキャンへ入社。講師として、一貫してファイナンシャルプランナー講座を担当する。

—ご担当のファイナンシャルプランナー講座について、簡単に教えてください。

中山:ファイナンシャルプランナー講座では2級FP試験の合格を目指します。受講生はどちらかと言うと仕事に活かしたいという方より、自己研鑽のために受けられる方が多い印象です。この資格では税金・保険・不動産・年金など一生使える知識を学びますので、どなたでも日常生活に役立てることができますからね。まさに「生涯学習のユーキャン」にふさわしい講座と言えるのではないでしょうか。

―担当講師として、実際にはどういった業務があるのでしょうか?

中山:主に、受講生からの質問への回答やテキスト制作などの業務をしています。制作業務としては、テキストを新たに制作することもあれば、法改正による改訂や問題集の見直しをすることも。また、以前は対面の講義も実施していましたが、現在は講義DVDを制作してお送りしています。

—法改正の影響は大きそうですね。

中山:ファイナンシャルプランナーの学習内容には税金や社会保険制度に関するものが多く含まれていますが、これらは頻繁に改正されるんです。試験対策として改正への対応は欠かせないので、法改正の内容は常に追いかけています。

—試験対策として、他にどんな点を工夫されていますか?

中山:短期間で効率的に合格を狙える教材作りです。出題範囲のカバー率を上げようとして多くの内容を盛り込むと、受講生の負担が重くなってしまいます。こちらで過去問の分析を行って、出題頻度の高い内容は教材に盛り込み、低い内容は思い切って載せません。そうすることで、最短距離で合格を狙えるテキストをつくりあげるんです。

—受講生からの質問対応にも力を入れているそうですね。

中山:はい。質問対応などのサポート体制こそが、ユーキャンの価値だと考えているので、手は抜けません。通信教育ってどうしても一人で学習する孤独なイメージがありますよね。でも、ユーキャンは毎日質問できますので、孤独にはならない。一番悲しいのは、受講生が途中で挫折してしまうことなんです。続けてさえくれれば、こちらでフォローできることはきっとある。だからこそ、学習の継続性を意識して、どうやって勉強したらいいか分からないといったような学習方法自体の悩みにもお答えするようにしています。

—学習の継続率には教材も大きく影響しそうですね。

中山:やはり、楽しめる教材がいいですよね。例えば、昨年から使っている新教材では、テキストの各レッスン冒頭に対話形式のイラストを入れたりしてます。学習に向かう気持ちのハードルを下げる効果があるんです。

—効率化したり、面白く膨らませてみたり。教材開発は奥が深いですね。

中山:テキストの改善策は、受講生からの日々の質問と講師たちとの話し合いのなかから生まれます。それから、講座指導部やマーケティング部の担当社員の意見もとても参考になるんです。特に、私たちがなかなか知ることができない他講座の情報をいただくと勉強になります。他講座のテキストを見て、より良い伝え方を学んでうちの講座のテキスト制作に役立てたこともありました。

—講座を少しでも良くしたいという熱い思いが伝わってきます。

中山:私が資格試験に合格することの喜びを知っているからですね。この喜びを受講生全員に感じていただきたいという思いで業務を行っています。また、私自身も学び続けることが重要だと考えています。学習者の立場になることで、受講生の気持ちを確認できますから。これまで宅建士や社労士などの関連資格を学習してきましたが、最近は視野を広げてワインエキスパートの資格にも挑戦しました。自分好みのワインを選べるようになって、日常生活でも大変役立っています。

—まだまだ講座の改善はつづきますね。最後に今後の目標を聞かせてください。

中山:取得した資格を活かしてワイン講座を開くことですかね(笑)。そんな風に、受講生の方には合格した後も日常生活のなかで資格の知識を役立てていただきたい。そのために、受講生の気持ちに寄り添って、より良い講座をつくっていけたらと思っています。

 

人生が豊かになる喜びを感じられる講座をつくりたい。

プロフィール

白水(Shiramizu)

簿記2級、3級講座の講師。資格学校で教材制作やガイダンスの業務に従事した後、より多くの人に資格の魅力を伝えたいという思いがあり、ユーキャンに入社する。

—白水先生は前職が資格学校ですが、なぜユーキャンへ?

白水:資格の魅力を広く知ってほしかったんです。

—宣伝したかったというようなことですか?

白水:当時、資格学校で担当していたのがマンション管理士の講座なのですが、簿記などと比べるとマイナーな資格で受講生が少なかったんです。日常でも役立ついい資格なのは自分でも勉強した私には分かっていたので、この資格の魅力をもっと多くの人に伝えることができないかと考えていました。そんなとき、何かを学びたいと思い立った人に対して広く情報を発信しているユーキャンなら気軽にたくさんの人に知ってもらえるのではと考えて、ユーキャンに来たんです。

—今は簿記講座を担当されているのはなぜなのですか?

白水:元々はマンション管理士や管理業務主任者といった、不動産系資格に関わっていました。でも、私は簿記も不動産系資格を取得する上で必要な要素だと思っていて、個人的に簿記の資格を取得していました。自分で学習していたからこそ、簿記の講座内容を見たときに気づいたことがありました。

—受講者だったからこそ分かる気付きということですね。

白水:そうです。不動産系の資格は法律部分の知識は短期集中でも詰め込めるんです。でも、簿記は違う。一夜漬けは絶対できない。必要な知識はそれほどない代わりに、早く問題を解く練習をたくさんこなして初めて合格できる。時間制限のある実技試験のようなものなんです。

—その気付きが、簿記の担当講師になるきっかけになったのですか?

白水:以前の簿記講座のテキストも、とてもわかりやすくて良かったのですが、試験までに丁寧にルールを学ぶものだったので、反復練習にかけられる期間が短かったんです。そこがどうしても気になって、思い切ってテキストの改善を提案したんです。そういったことがきっかけで簿記の担当になりました。

—担当になられて、どのような改善をしましたか?

白水:反復練習をたくさんすると言っても、スパルタでひたすら問題を解かせるだけでは、受講生は離れてしまいます。「解けた!」という快感を感じていただいて「明日も頑張ろう!」と思ってもらえる設計にしなければいけません。勉強することが喜びになる感覚を味わってもらえることこそがユーキャンの講座の魅力だと思うんです。そのために、気軽にスマホで解けて、しかもムリなく本試験の練習にもなる問題を受講生サイトに組み込みました。今後は、問題をクリアするとバッジが集められるゲーム要素を取り入れたりして学習の快感がつづくような機能を導入する予定です。

—快感が積み重なっていくうちに、いつの間にか試験に受かるレベルに達している?

白水:その通りです。資格試験は、学校の勉強と違って、満点を取る必要はありません。合格最低点を取れるギリギリを狙って講座を設計しています。簿記の奥深い世界を探究するのは試験合格の後でもいいわけです。まずはとにかく「勉強ができるようになった」「合格できた」という喜びを感じていただくことから。そうすればもっと資格に興味が湧いてきますよね。例えば、簿記3級を取った人は、簿記2級に進みたくなるんです。

—お客様のマインドを高めることこそが講師の役割なのですね。

白水:勉強につまづいて心が弱ってしまった人、自信を喪失してしまった人にこそユーキャンの講座に挑戦してほしいなと。合格というお墨付きで、自己肯定感を高めてほしい。その人の人生が1歩でも1ミリでも前に進んでくれたらと思って講師の仕事に取り組んでいます。

—実際に受講生から喜びの声も多く届きますか?

白水:もちろん「おかげさまで合格できました」とご連絡いただくこともたくさんあります。なかには、ご自身のブログなどで「独学で受かりました」と書かれる方もいらっしゃるのですが、それも私たちにとっての成功事例だと思うんです。我々が黒子に徹することで、お客様が主体的に勉強された。それを独学と表現されているというのは、黒子である私たちにとって成功なんです。

—そういったやりがいがあるからこそ、講座をつくりあげていくことが楽しいんですね。

白水:お客様に受け入れられて、売れる講座になっていくこと。それが社内全員の共通の目標です。講師の立場、営業の立場、収益管理の立場から意見をぶつけ合って、結果、全員にとっていい講座をつくっていければと思います。

—最後に、今後の目標を教えてください。

白水:CBT試験といわれるPCを使った試験にもっと対応していけるようになりたいです。講座はまだまだ改善の余地がありますから、引き続き、積極的に提案をしていきたい。CBT試験は他の資格でも増えていますし、簿記講座の取り組みは他の講座にも役立つのではないかと思っています。

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