インタビュー

話題の新講座はこうして生まれた。受講生を惹きつけてやまない開発の秘訣お教えします。

編集部メモ

今回は、2021年12月にリリースされたウクレレ講座の開発者を直撃。新講座ができるまでの一部始終を語っていただきます。講座開発の裏側ではどんなことが行われているのか。そして、開発者はどんなところにこだわっているのか。興味深い裏話をお聞きできました。

プロフィール

牛若(Ushiwaka)

2016年入社。教育事業部開発部の大人学び開発課に所属。メディアマーケティング部で営業企画を経験した後、開発部へ異動した。

満を持して、新講座の開発が始まる。

―早速ですが、開発された新講座について教えてください。

牛若: ウクレレ講座です。楽器付きの講座で、レッスンDVDで奏法を身につけて、収録された31曲が自由に弾けるようになります。教材としては、テキストやCD、コード一覧表やコードを覚えるためにウクレレに貼るシールもついています。

―楽しそうな講座ですね。ウクレレ講座が誕生するまでの経緯を教えていただけますか。

牛若:私がメディアマーケティング部にいたころに開発部と一緒に新しい講座を提案する機会があり、その時に提案したのがウクレレ講座でした。その後、開発部に異動になり、そのまま講座の担当者になったんです。

—異動前から考えていた講座だったんですね。

牛若:そうなんです。通常、新講座はアンケートを取って、上位になったものから優先的に開発します。ただ、ウクレレ講座は過去にアンケートを取っていて、前々から社内で開発してみたいと言う話はあがっていたようで、すぐに開発に着手することができました。

レッスンの台本まで自分で作成。表現の細部までこだわり抜く。

―講座開発にあたって、どういったことから始めたのでしょうか?

牛若:まず、なるべくいい楽器をつけたいと思って片っ端からウクレレのメーカーを探しました。ウクレレと言ってもおもちゃのようなものから数万円するものまで色々ありますから。そのなかで、品質が良い老舗のウクレレメーカーにたどり着きました。あとは講師の選定ですね。講師を選ぶ基準はさまざまです。今回は、最終的にウクレレのミュージシャンであり、教えるのも上手な勝誠二先生にお願いすることにしました。

―それから、講座の内容の部分を決めていくわけですね。

牛若:はい。今回の講座のメインの教材はテキストではなくレッスンDVDです。DVDを見ながらレッスンを進めて、ポイントをテキストで確認してもらうという流れになります。なので、まず映像からつくっていきました。映像収録前にDVDのレッスン内容の台本を私が作成したんです。

―台本を自分で作成したんですか!?

牛若:そうですね。まずは市販のウクレレの教本を読んだり、ユーチューブ動画を見たりして、実際に自分でウクレレを練習しながら、この人の説明はここがいいけど、ここが分かりにくいとか分析して知識を蓄えていきました。それから先生と相談をしながらレッスンの内容を箇条書きにして全体を整えていったんです。

大切なのは初心者目線。受講生に寄り添った講座を目指して。

―どういった点にこだわりましたか?

牛若:楽器初心者の目線で、なるべく分かりやすい講座になるよう心掛けました。私が楽器経験がなかったので、どうしたら自分が弾けるようになるだろうかと考えて。専門用語の説明なども丁寧にかつ長くなりすぎないようにしました。また、趣味系の講座は、資格系の講座のように明確なゴールがあるわけではないので、飽きて途中でやめてしまうことがないよう工夫しました。

―途中でレッスンに飽きてしまわないようにするために、どのような工夫をされたのでしょうか?

牛若:難しい説明は後回しにして、早い段階からとにかく音を出して弾いていただけるようにしました。また、弾く楽曲も、童謡などのよくある練習曲だけでは面白みに欠けますよね。なので、カラオケで歌われている曲や世代別人気曲などを参考にして、みんなが知っていて弾きたい!と思える課題曲を選曲したんです。

―確かに、課題曲が好きな曲だとモチベーションがあがりますね。でも、そういった曲は難しいのでは?

牛若:曲ごとに難易度は調整しましたね。この曲は初級レベルで、この曲は難易度を上げて中級のテクニックを学べるようにとか。また、弾き語りとソロ演奏の2つに分けて、ソロ演奏の方は難易度高めにしています。最初は全曲を簡単にしようと思ったのですが、それだと曲の魅力がなくなってしまうので、曲ごとに調整していきました。そんなアレンジを勝誠二先生が快く引き受けてくださったんです。先生の人柄に助けられましたね。

新講座は大好評。次なる目標に向けて走りつづけたい。

―ウクレレ講座に込められた思いが伝わってきました。その後、実際に講座をリリースされて、評判はいかがでしたでしょうか?

牛若:2021年12月から講座がスタートしました。リリースしたばかりなので、お客様からの反応はまだ多くはないですが、成績は好調です。コロナの影響でおうち時間が増えたことで、趣味系の講座の需要が高まっているのかもしれませんね。

―仕事のやりがいを感じる瞬間はどういったときですか?

牛若:講座の開発過程に携われることにやりがいを感じています。また、受講した方がブログなどで講座を褒めてくださっていたり、アンケートでご意見をいただけたり、反応が見られる点もやりがいに繋がりますね。ウクレレ講座は社内でも好評で、各部署にウクレレ付きで講座リリースの回覧をまわしたところ、家で試してみるとおっしゃっている方もいました。上司からもいい講座ができたねと言ってもらえて、とても嬉しかったです。

―ウクレレ講座は社内外で好評だったのですね。これからの目標について教えてください。

牛若:現在、私の所属する大人学び開発課では40代、50代以上の方をメインターゲットにしています。でも、20年、30年経てば、今の若者がターゲットになるわけです。そんな未来を見据えて、紙の教材ではなくウェブ教材で学ぶ講座など、講座のあり方も変えていきたいと考えています。そして、ユーキャンを代表するようなヒット講座を生み出したいですね。

 

 

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