編集部メモ

プロフィール
寺島(Terashima)
2016年新卒入社。新卒採用を担当しつつ、今後は若手育成にも注力する。
長年の勤務と新しい試み。さまざまな形での会社への貢献に感謝を込めて。
―ユーキャンの社内表彰について教えてください。
寺島:社内表彰はイノベーション・アワードと永年勤続表彰の2つです。どちらも会社への貢献に感謝を込めて表彰しています。
―それぞれ、どのような方が表彰されるものなのでしょうか?
寺島:永年勤続表彰は、20年間勤務された方が対象で、金一封とリフレッシュ休暇が贈られます。勤続20年目という節目の年に、今までのキャリアを振り返りながら、今後の働き方やビジョンを考えるいい機会になっているようです。
―離職率が低い貴社ですと、表彰される方も多そうですね。イノベーション・アワードとは、どういったものでしょうか?
寺島:2011年からスタートした社内表彰です。会社の業績向上や業務の改革・改善に顕著な貢献をした個人・部署・チームなどを表彰します。貢献への感謝はもちろんですが、会社として社員に期待していることを具体的に発信する機会になっています。他の社員には受賞者を模範にして、次なるイノベーションを生み出してほしい。そのため、表彰制度の存在と表彰結果を社員全員に周知徹底するよう心掛けています。
―表彰することで、全社への情報共有につながるわけですね。
寺島:それが、とても大切なことなんです。ユーキャンの事業部は、教育事業部と通信販売事業部の2つに分かれており、実際の執務スペースもそれぞれ異なるため、なかなか情報共有が難しい部分があります。でも、表彰があることで、会社として力を入れて取り組んでいる内容をどちらの事業部にも共有できるわけです。表彰された取り組みが横展開され、さらなるイノベーションにつながる可能性もあります。
あの企画も、元は誰かのひらめきと情熱によって生み出されたものだった。
―実際のイノベーション・アワードの受賞例を教えていただけますでしょうか?
寺島:いくつか受賞例をご紹介したいと思います。
①総合カタログの開拓
総合カタログという新たなチャネルを開拓し、営業に貢献。現在も年に3回(新春・春・秋)、200ページ程度の通信講座の総合カタログが発行され、集客の役割を果たす媒体として機能しつづけています。今では当たり前のようにスーパーや書店、ドラッグストアなどに置かれている総合カタログも、最初は社員が企画し、開拓したものだったのです。
総合カタログができるまで
(https://feel.u-can.jp/article30/)
②CD・DVDプレゼント
CD全集やDVD全集といった商品をご購入いただいた方を対象にしたCD、DVDプレーヤーのプレゼント戦略により、業績向上に大きく貢献。通信販売事業部内はもちろん、社内全体のプレゼント戦略の展開にも影響を与えました。
CD全集、DVD全集の制作秘話
(https://feel.u-can.jp/article48/)
③女性アパレル企画(着心地のいい服)
ユーキャンの通信販売にこれまでなかった女性アパレルのジャンルを新規開拓し、収益をあげる事業へ育成。社内における新しいビジネスモデルを構築しました。お客様の声を積極的に反映させるブランドとして、現在も進化をつづけています。
着心地のいい服ECサイト
(https://www.iikigokochi.jp/)
女性向けアパレルでファッションショーしてみた
(https://feel.u-can.jp/article49/)
④RPA導入による業務効率化
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入し、入力フォームの管理や改善、各種データとの紐づけなど、作業負荷の高い作業の効率アップと、正確性の向上をもたらしたことに対する表彰。
受賞者(猪俣)が参加した対談
(https://feel.u-can.jp/article33/)
⑤キャリア・チャレンジ制度
自分と異動先の部署が合意すれば部署異動ができる人事制度によって、人材を流動化し、社内の活性化に貢献。新たなキャリアステップの道筋を生み出し、初年度で5名のマッチングを実現しました。
受賞者(人事担当役員)のインタビュー
(https://feel.u-can.jp/article18/)
キャリア・チャレンジ制度活用者の声
(https://feel.u-can.jp/article38/)
社員と会社の未来のために、これからも社内表彰はつづいていく。
―さまざまな企画が生まれ、表彰されて全社に周知されているのですね。今後の社内表彰などのイベントの予定について教えてください。
寺島:イノベーション・アワード、永年勤続表彰は社員のモチベーションアップのためにも、今後もつづけていきたいです。イベントとしては、まだコロナの影響がありますが、いずれは全社で親睦を深める交流会などを実施できるといいなと思います。