ユーキャンは物流だって高品質。常に物流の最前線で活躍するフルフィルメント部の仕事とは?

プロフィール

安達(Adachi)

2013年入社。通信販売事業部ココチモ事業フルフィルメント部課長。

二本柳(Nihonyanagi)

2021年入社。通信販売事業部ココチモ事業フルフィルメント部所属。

ココチモ専属の物流管理部隊が誕生。

―まずは、お二人の入社の経緯を教えてください。

安達:私は、前職では化粧品会社の物流部門で仕事をしていました。もっと色々な仕事を経験してキャリアアップしたいと思って転職活動をはじめた際に、ちょうどユーキャンのココチモ事業が立ち上げのタイミングで。ココチモ事業の物流の部分を担う人材の募集があったので、応募しました。前職の経験を活かしながら事業の立ち上げに関わることができる点に惹かれましたね。

二本柳:私も前職では安達さんとは別の化粧品会社のサプライチェーンのチームで物流に関わる仕事をしていました。転職を考えたときに、ユーキャンの物流の仕事があると知って面接を受けたら、安達さんがいたんですよね。

安達:そうでしたね。私が採用にも関わっていて、二本柳さんの面接を担当したんです。けっこう長い時間をかけていろいろな方と面接で話したのですが、最終的に二本柳さんに来ていただけて良かったです。

二本柳:ちょっと照れますね(笑)

―そういった経緯があったのですね。そんなお二人が所属するココチモ事業フルフィルメント部とは、どういった部署なのでしょうか?

安達:入社当時、私はココチモ事業の開発課に所属していました。その後、ココチモ独自の物流部隊をつくって、物流も業務システムもカスタマーサービスもすべて独立させようということでできたのがフルフィルメント部です。

二本柳:フルフィルメントというのは、商品が注文されてユーザーに届くまでの間に必要な業務全般を指す言葉なのですが、その名の通りフルフィルメント部は、ユーキャンのココチモ事業の物流全般を担っている部署です。グループ会社にユーキャンロジ(※)という物流会社があるのですが、そこと連携をしながら営業の皆さんを物流の面からも支えています。
※ユーキャンロジについて、詳しくはこちら(https://feel.u-can.jp/contents/detail/816/

安達:ただ、厳密にいうとフルフィルメントの仕事の領域は広すぎて、カスタマーサービスの部分はお客様サービスセンター(※)という別の部署が担っていたりします。
※お客様サービスセンターについて、詳しくはこちら(https://feel.u-can.jp/contents/detail/577/

新商品もフルフィルメントの力無しでは生まれてこない。

―物流全般に関わる部署ということですね。具体的にはどんな仕事をされているのでしょうか?

二本柳:日々の受注データから、在庫がどう動いているのか、今後の受注に対して在庫数が足りるのかなどの状況を見ています。また、営業担当から発注の相談を受け、商品をどこの倉庫に入れるのか決めているんです。商品が入荷したら、今度はユーキャンロジの方と連携して倉庫の在庫管理も行います。本来、在庫管理は大変な作業なのですが、安達さんがつくってくれたツールのおかげで、誰でも上手に管理できるようになりましたね。

―安達さんが在庫管理の仕組みをつくられたのですか!?

安達:そうですね。情報を集計して、直近の受注実績、納品予定や在庫状況、欠品しそうな商品が分かるようなツールを作成して運用しているところです。

二本柳:安達さんは本当にすごいです。自分でツールまで作ってしまう人を他に見たことがないですよ。

安達:そういったツールをつくろうと思ったのも、根本にあるのはお客様のためなんですよね。最終的には、なるべくお客様をお待たせしないようにしたり、在庫の動きが見える状況をつくりながらフルフィルメント部の仕事の効率を上げていったわけです。

二本柳:物流コストの削減や改善も私たちの仕事なので、少ない人数でいかに物流のサービスレベルを上げていくかという点も大事です。そのために、安達さんがつくられたツールも活用して、物流を円滑にまわしていくことも意識しています。

―他にはどんな仕事をされているのでしょうか?

安達:あとは、日々いろいろな新商品が出てきますから、営業担当から商品についての相談を受けます。

二本柳:よく受けますね。新しい商品の営業が始まる際には、営業の方がサンプルを持って来てくださるのでそれを一緒に見ながら、どういう外装箱が適切か、配送するときにどこに注意が必要かといった話をしています。

安達:新商品をいざ販売をしようと思っても、お客様の手元に届けるまでには、色々なノウハウや知識が必要になります。だからこそ、私たちは常に物流部分の相談にも対応できるようにしたいですね。

これからも、ユーキャンの通信販売を根底から支えていきたい。

―前職も物流のお仕事をされていましたが、違いは感じますか?

二本柳:やはり、違いは感じますね。前職は、突発的なトラブルに対応しながら少しずつ業務を形にしていく仕事でした。でも、ユーキャンの場合は、すでに安達さんたちが築き上げた土台があって、そのなかでより質の高い物流を実現するための改善が求められる環境なんです。

安達:二本柳さんには意図的にそういった改善業務であったり、新しい案件の調整をお願いしているところです。営業担当と連携しながら、どんどんノウハウを積み重ねていってほしいですね。

―最後に、お二人の今後の目標について教えてください。

二本柳:先日、物流の展示会に行ってきたのですが、そこで最新の機械やシステムを見たことで、将来的にもっと物流技術について勉強をして、取り入れていきたいと感じました。いきなり最新の機械を導入することは難しいですが、まずは現場で作業をされているユーキャンロジの方々の意見を聞いて、それを反映させながら物流の現場をより良く改善して品質を高めていけたらと思います。そのためには、現場との関係をもっと密にしていくことが大切ですね。

安達:ユーキャンの通信販売はココチモ事業だけではなく、文化教養事業の部署もあります。ココチモで得た知識を文化教養事業の方にも伝えて有効活用していきたいと考えています。

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