教育事業部役員に聞いた!ユーキャンの求める人物像は?
プロフィール
初野(Hatsuno) 教育事業部 執行役員 1987年入社
良い広告をつくるための、特別な資質なんてないと思います。
―早速なのですが、ユーキャンで働くにあたって求められる資質って何だと思いますか?
初野:広告をつくる上で基本的な文章力は当然必要ですが、こういう能力があれば良いコピーが書けるという特別なものはないと思います。むしろ、講座や商品をよく知ることが大事。担当講座のことをどこまで深く調べられるか、どこまで受講するお客様の立場に立てるかということですね。とはいえ、広告はお化粧でしかないので商品力がなければ広告でいくらがんばっても売れないことも多いんですけど。
―身もふたもない話ですね(笑)
初野:でも、広告の作り手だって商品をより良くすることはできますよ。「この教材をこうしてくれれば広告でもっとアピールできます!」と伝えていくべきだし、講座開発にも積極的にアイデアを出して欲しい。お客様の反応が最も早くわかるのは広告の作り手側ですから。実際にマーケティング部門の意見が商品開発に取り入れられることも良くあります。それに、本格的に開発に携わりたいと思ったら異動すればいい。
―キャリア・チャレンジ制度ですね。
初野:そう。誰もがどの部門にも自由に応募できる。直属の上司を通さず人事を介して応募できるので、遠慮もいりませんしね。寺島さんも私がウェブマーケティング部門長のとき、人事部へ異動したでしょ?
―そ、そうですね…!
初野:すごく良いチャレンジだったと思いますよ。初めて聞いたときは驚いたけど、人事ですごく活躍してるって聞いてますし。そうやって、様々な部署を経験しながら知識、視野、経験を広げていく人がこれからもっと増えていって欲しいですね。異動と言ったって当社の場合転勤はありませんから。勤務先は、代々木か高田馬場か目白のどこか。全部山手線沿線ですしね。
やりたがりな人にとっては、最高の環境だと思います。
―異動も含めて、確かにチャレンジしやすい風土はありますよね。
初野:できることに制限がないと思いますから。たとえばマーケティング部門の新聞広告チームに配属されたとしても、今はクロスメディアが当たり前の時代なので、ウェブ施策も含めた企画を考えなければいけない。自分の仕事領域に捉われずに色々なことを考えられるし、部署の垣根を超えてアイデアを提案することもできる。
―初野さんの入社当時からそういう社風なんですか?
初野:私自身20代のころから失敗も含めて、本当に色々なことやらせてもらいましたからね。だからこそ、今の若い人たちから提案があれば、基本的にはやらせてあげたい。必要があれば修正や助言はしますが、稟議に対しては「なるべく通そう」という前提でいるので、提案した者勝ちですよね。「こういう講座を開発したいんです」と言うなら、「じゃあやってみたら?」と。
―そういえば、講座のデジタルツールを開発したTさんも、世間話中に上司から「やってみたら?」と言われて企画がスタートしたと話していました。
初野:あ、それ私です(笑)「これからの通信講座にはアプリが必要だと思う」という話をしていたので、「じゃあやってみたら?」と。彼はもともとマーケティングの仕事で入社したけど、最終的にデジタルツールを自分でプログラミングして作りましたからね。それを聞いたときはさすがに驚きました。もともとプログラマでもなんでもなかったのに、今ではデータベースまで見ていますからね。
―今、社内で「デジタルツールといえばTさん」みたいになってますもんね
初野:そのくらい本当に何でもできる環境だと思います。やりたいことがあるなら、自分でその仕事を生み出せばいい。就活生の皆さんは、教育、出版、広告等、色々な分野に興味を持って応募してくれますが、そのどれもができるわけです。そういう意味では、色々なことをやりたい人がユーキャンには合っているのかもしれませんね。自分の興味や志向を会社側に発信して、自分のやりたいことにどんどんチャレンジして欲しい。その方が楽しいでしょ。
―私も、今人事の仕事楽しいです!ウェブマーケの仕事も十分楽しかったですが。
初野:本当にイキイキしてるもんね。でも、またマーケティングの仕事したくなったらいつでも戻って来ていいからね(笑)