実用ボールペン字講座を1週間受講したら、学びの喜びを実感できた話。

プロフィール

寺島(Terashima)

2016年新卒入社。新卒採用を担当しつつ、今後は若手育成にも注力する。

1週間で文字に変化が起きる、その秘密とは?

—ボールペン字講座の受講内容を教えてください。

寺島:ボールペン字講座の受講期間が6ヵ月で、受講後には美しい字を習得できるように構成されています。今回は、本講座の特徴でもある「6日間で文字に変化が起きる」という短期速習の部分に着目し、1週間、ひらがなとカタカナの集中レッスンを行いました。ひらがなとカタカナは、テキストの第1巻にすべてまとまっています。

—実際に始めてみて、学びやすさはいかがでしたか?

寺島:似たもの同士の文字がページごとに固まっているので、どんどんコツをつかめてくる印象があります。例えば、形が似ている「あ」と「め」が一緒のページにあり、同時に進めていくような感じです。書き取り欄に沿って、なぞり書きから始まり最終的にはフリーハンドでと順番に書いていくのですが、最後の欄まで書いてみると、普段の文字と全然違うきれいな文字で書けてる!とうれしくなりました。

―自然ときれいな字を書けるようになるのですね。受講するうえで、特にどんなところに力を入れていましたか?

寺島:まずは自分の名前はうまくなりたいと思ったので、該当のひらがなが出てきたときは必死に書きました。テキストの空欄部分だけじゃ物足りないときは、練習帳が別に用意されているので追加で練習しました。そのような教材があってよかったと思います!苦手な文字は、書いても書いても納得できないのでたくさん練習したくなりましたよ。

変わるのは文字だけじゃない。自分自身が変わっていく実感がある。

―受講内容は実際に日常のどんなシーンに活かせそうですか?

寺島:今度、学生時代の友人の結婚式があるんです。そこで招待状の返信はもちろん、手紙を書く予定もあるのでその時に美文字で書きたいですよね。心を込めたきれいな文字を書いて祝福の気持ちを伝えられたらと思います!

―早速、講座で学んだことを活かせそうですね。学んでいて、自分のなかで何か変化はありましたか?

寺島:正直手書きって、自分が読むメモくらいにしか使わないので、あまり人に見られているという意識がなかったんですよね。ただ、受講前に友人に「小さい子が書くみたいな丸い字だね」と言われまして(笑)、たしかに自分が読める程度の文字ならいいやと思って生きてきたので、改めて自分の字を見ると幼さが残る字だなと思います。もう十分な大人なのに、恥ずかしくなっちゃいましたね。でも、この受講で、手書き文字への向き合い方が変わってきてるなぁと思っています。ゆっくり、丁寧に、誰もが読める文字を書きたいと思いますね。

―講座を通して、文字への意識が変わっていく。それがこの講座の魅力ですね。

寺島:そうですね。さらに言えば、美文字を目指せることはもちろんなのですが、学びの入門としてすごくいいなと思いました。しばらく勉強することから離れてしまうと、まず集中力がつづかないですよね。頭を使うとすぐに疲れてしまいますし。でも実用ボールペン字講座はカンタンなひらがなの、しかもなぞり書きからのスタートですし、1日見開き2ページだけなのでハードルが低く一歩踏み出しやすいんです。

―始めやすさも、この講座の魅力のひとつなんですね。

寺島:最初から難しい内容にトライするとどうしてもくじけますが、集中して学びに取り組める、という自信も一緒に育ててくれている気がします。この講座を皮切りにして、さまざまな分野の学びに挑戦していくリズムが整えられると思いました。

―自然と学びのリズムが身に付くのはいいですね。講座の内容についてはいかがでしたか?

寺島:文字のお手本があり、書き方がわかりやすく説明されていることがいい点かと思います。どのくらいの高さで、どのくらいの幅・力加減で、など細かく書かれているので非常にイメージしやすいように感じました。また、今後のテキストを見てみると、ライフイベントごとの手紙や祝儀袋の書き方など役立つ情報が満載でした。美文字になると同時に、マナーも身に付くと思います。

講座を通して、いつでも学び始めの子どもの気持ちに戻れます。

―今回は1週間のチャレンジでしたが、今後つづけていけば、文字がきれいになるだけでなく色々なことが学べるのですね。

寺島:はい。さらに、本格的につづけていくと課題の提出などもあります。提出方法が郵送になるのですが、私は家に切手がなくて、まだ課題を出せてないんです。スマホでスキャンしてフォームから出せたりしたらいいなと思いました。

―実際に受講してみて、社員目線で発見したことはありますか?

寺島:いかに効率よく文字がうまくなるかが、考えられている講座だなと感じました。最初に学ぶひらがな、カタカナは頻繁に使う文字ですし、曲線や直線の練習も兼ねてできるので、第2巻以降の漢字にも活かされてくるはずです。教材は結構ボリュームがあるので、これを全部やれたら相当上手になると思います!

―個人的には講座を受けてみて、どんな感想を持ちましたか?

寺島:何も意識せずに書いた文字が、人には見せられないくらい雑だったんですね。あぁ、確かにここ最近文字を書いていなかったからなぁ、と(笑)ただ、もともとペンを持って何かを勉強したり、文章を書くことは嫌いじゃないので、すぐに火が付きました。なぞり書きの部分に何度も重ねて字を書いてみたり、余白部分に追加で練習したり。少し特徴を知るだけでこんなに見違えるような文字になるのか!と驚きました。

―始めてみたら、のめり込んでいったわけですね。

寺島:受講してみると、いろいろ書いてみたくなるんですよね。自分にとって面白い現象でした。メモ用紙を引っ張り出してひたすらにひらがなを書くという…。学び始めの子どもに戻った気分でした。改めて新しいことを始めるっていいなと思いました。シンプルにやっていて楽しいですよ。

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