入社1年目の若手が活躍できるのは、充実した研修とユーキャン独自のカルチャーがあるから。

プロフィール

石井(Ishii)教育事業部ウェブマーケティング部メディア企画課 2014年入社

藤田(Fujita)教育事業部ウェブマーケティング部メディア企画課 2020年入社

メールボックスに詰まっているのは先輩からの期待と熱い想い

―早速、新人研修の話を聞きたいのですが、4月はコロナで大変だったんじゃないですか?

藤田:そうですね。4月の研修はすべてオンラインで受講しました。

―不安はなかったですか?

藤田:少なからずありましたね。質問スムーズにできるかなとか、同期とのコミュニケーションとか。同期との交流時間確保等、人事の方がこまめにフォローしてくださったので不要な心配でした。

―なるほど。オンライン研修ではどんな内容を?

藤田:社会人としての考え方、マナーなどの基本的な内容もありますし、教育事業と通信販売事業、それぞれの仕事内容や目的・心得を各部署の方から教えていただきました。マーケティングデータを分析して実際に新講座や広告を考える課題では、個人ワークや同期とのディスカッションを中心に行っていました。新人全体の研修は約1ヵ月で、5月からは実際に配属先で部署の先輩方とお会いしました!

―いよいよ石井さんの出番ですね。5月からはどんな研修を?

石井:部署での研修は大きく二つあります。まずは部署の仕事と人を知ってもらうこと。当部はサイトやSNSの運営、ウェブ広告の出稿など、ウェブを使ったコミュニケーションを幅広く手掛けています。担当施策ごとにチームが分かれているので、最初の2週間は、チームリーダーが直接藤田さんに仕事内容を説明する形で研修を行い、仕事の内容や一緒に働く人たちについて、理解を深めてもらいました。もう1つは、仕事で必要なシステムやツールの使い方について。難しそうに聞こえるのですが、働きながら使ってみたり、今でも週1で継続的にレクチャーを聞いてもらったりしているので、徐々に自分のものにしていってもらえれば大丈夫です!

―本格的なOJTはどのタイミングで始まるんですか?

石井:2週間ほどの研修が終わると、徐々に時間に空きが出てくるので、そこからは実際の仕事をお任せします。私たちの課は、部署の中でも検索連動型広告、SNS、LINE、アフィリエイトといったウェブ広告出稿を中心に担当していて、それぞれ2~3名チームで仕事を行っているのですが、藤田さんにはウェブ広告の手法を幅広く学んでもらうため、できるだけ多くのチームに入ってもらいました。

藤田:それぞれのチームの定例ミーティングで、ターゲティングのやり方や手法の選び方、仕組みなど徐々に理解が深まっていくのが面白かったです。4月の集合研修で課題をやったときには、ウェブプロモーションの具体的な手法まではよく分からなかったんですけど、定例ミーティングに出てみて、実際こんな風に広告運用しているのかと納得感がありました。

―リスティングやSNS、LINE、アフィリエイトなど、多くのプロモーション手法をいっぺんに学ぶのって大変じゃないですか?

藤田:そうですね、まず色んなチームから届く大量のメールに驚きました(笑)。自分も返信すべき内容なのか判断が難しかったので、迷ったらすぐ石井さんに相談していましたね。

石井:各チームの業務でやり取りしているメールのCCにすぐ入れられるので、混乱しちゃうんですよね。私も新人の頃はそうでした。でも、できるだけ多くのことを知ってほしいのでつい藤田さんをCCに入れちゃいます(笑)。「このメールはこの前の打合せで話していたあのことだな」って話がつながってくると、だんだん仕事も面白くなる。だから、藤田さんにはその都度なるべく丁寧に説明するようにしています。

入社1年目の若手のアイデアを、先輩全員が求めています。

―石井さんから見て、藤田さんはどんな新人ですか?

石井:1年目なのにすごくしっかりしています。社内の別のチームから提案されたSNSの企画が媒体の雰囲気に合っていないと感じたことがあって。そのとき、配属されたばかりの藤田さんが「相手側が求めているのはこういうことだと思うので、こんな内容に変更するよう相談したらどうですか?」と提案してくれたんです。「入ったばっかりなのにすごい!」と驚きました。

―それはどういう企画だったんですか?

藤田:InstagramでやるのにTwitterっぽい企画だなと感じたので、率直に思ったことを伝えたんです。でも、ただ感想を言うだけじゃなく、自分ならどうするかも考えようと思って「Instagramでやるならこういう企画にしたらどうですか?」という提案をしました。

―新人の立場で先輩に意見することに不安はなかったですか?

藤田:課の全員から「どんどん意見言って」と言われていたので、言いづらさは全然なかったですね。実は、石井さんが代理店さんに提案している姿を見て、そのやり方を真似してみました。

石井:うちの会社は年次関係なく自分の考えや企画をどんどん出していこうというスタンスなんです。ウェブであっても紙であっても、広告や企画の良し悪しは上司ではなくお客さんが決めるという考え方が浸透しています。正解は一つじゃないので、やり方や手順も人によって違っていい。若い人の新しいやり方がスタンダードになる可能性もある。目的やポイントのすり合わせがちゃんとできていれば、細かいところは口出ししないようにしています。

―OJTにも慣れてきた頃かと思いますが、これからやりたいことや目標はありますか?

藤田:せっかくウェブの部署にいるので、データの活用をリアルタイムでできるようになりたいですね。いつかメインで担当を持ったときに、数字を見て、データを分析して、その結果を次の施策に活かすためのスキルを磨いていきたい。あとは、石井さんみたいになりたいです。いつ何を聞いても嫌な顔ひとつせずに応えてくれるし、解決に向かう道標をしっかり示してくれるので。今はまだ自分の作業で手一杯ですが、いつか自分が後輩に教える立場になったときに知識と余裕をもって、質問に答えられるようにしたいです。

石井:藤田さんならすぐなれると思うよ(笑)

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