「教育事業部ってどんな部署?」若手4人に語ってもらいました。

プロフィール

笠原(Kasahara)開発部 開発課 2012年入社 

山岸(Yamagishi)ウェブマーケティング部 サイト企画課 2017年入社 

肥田(Hida)メディアマーケティング部 2019年入社 

山内(Yamauchi)DMマーケティング部 1課 2020年入社

講座開発者とマーケターが連携し、お客様に学びを届けています。

―皆さんそれぞれどのような仕事を担当していますか?

笠原:私はもともとウェブマーケティング部でサイト企画の仕事をしていたのですが、3年目に異動になって、以来講座の企画開発をしています。シニア層をターゲットとした風景スケッチ講座、大人のマジック講座など、趣味系の講座の開発を複数担当してきました。

山岸:僕は、ウェブマーケティングを担当しています。講座の魅力をお客様に伝えられるようウェブページをつくるのが仕事です。

肥田:メディアマーケティング部では、新規のお客様向けのチラシや総合カタログ、DM制作を担当しています。ユーキャンを何も知らないお客様との初めて接点となるので、「お!」と思ってもらえるような、キャッチーな広告づくりを心がけています。

山内:私はサイトから資料請求をしていただいた方や、ユーキャンから一度興味が離れてしまったお客様に向けてのDMマーケティングを担当しています。自宅に数多くのDMやチラシが届く中で、パッと見たときに封筒を開けたいと思える広告作りは常に意識していますね。

―ウェブ、DM、メディア、開発それぞれどのように連携して仕事をするんですか?

山岸:開発部が新講座を開発したタイミングでオリエンテーションが開かれるんです。ウェブ、メディア、DMそれぞれのマーケティング担当が集められて、講座の企画者から「こういうターゲットに向けたこういう講座で、こんな魅力があります」という説明を受ける。その後、マーケティング担当者同士で、各媒体でどのような訴求をするかをすり合わせていきます。それぞれの広告で内容に齟齬が生まれたり、異なる印象を与えないように横の連携は大切にしていますね。

―講座を開発する際に、マーケティング部門と連携することはあるんですか?

笠原:最近では、講座の企画の段階でマーケティング部門にヒアリングすることも増えています。「今、こういうターゲットに向けてこんな講座を考えているんですが、どう思いますか?」と。すると、「こういう教材があった方が良いかも」「価格感はこのくらいがいいかな」と、マーケティング側の視点で様々な提案がもらえる。実現できるものはできるだけカタチにしています。

―ウェブマーケティング部は具体的にどのような仕事をしているんですか?

山岸:基本的には紙メディアと同様、講座を紹介する広告制作などが主な仕事ですが、ウェブと紙メディアの一番の違いはリアルタイム性です。どんな風にサイトにたどり着いて、サイト内をどんな風に回遊しているのか、どういう経緯でCV(資料請求やお申込み)に至ったのかをリアルタイムで追うことができる。つまり、施策に対しての結果がすぐにわかるんです。その結果をもとに、ページ内の細かな改善を日々繰り返しています。

教えたがりが多いから、1年目から安心してチャレンジできる。

―これまでで一番印象に残っているお仕事は?

肥田:私、1年目のときに担当した「1月営業」の準備が、印象に残っていますね。1月はユーキャンの広告出稿量が1年でもっとも増える月。そのときに、全国の書店やコンビニで渡すチラシと新講座の案内資料一式の制作を同時に担当したんです。チラシは何千万部と印刷するのですが、どこに出すかによって内容の微調整が必要ですし、案内資料一式を作るのは初めての経験だったので本当に大変でした。初めて担当した仕事だったのですが、先輩たちが何重にもチェックしてくれて、周りのサポートもあってなんとか乗り越えることができた。自分でつくった広告が全国に出たときの達成感はすごかったですね

―1年目で皆さんそんなハードな仕事を?

笠原:1年目で全国向けの広告を担当するのはなかなか無いかも。肥田さんすごいね。

肥田:いや!私に限らず1年目から全国規模の担当を任せてもらう機会はありますよ。先が見えず、わからないことも多かったんですが、社内の方も社外の方も、先回りしていろいろ教えてくれました。すごく皆さん優しくて、それが身に染みた期間でした。

―周りに相談しやすい社風?

肥田:それはすごくあると思います。

山岸:うちの会社って、人にものを教えるのが好きな人が多いよね。それこそ笠原さんとか教職を持っていたり、僕も大学時代塾講師していましたし。だから何か一つ質問されるとつい色々と答えたくなってしまう。あと、それと同じくらい学ぶことが好きな人も多いですね。新しい知識を取り入れるのが好きなので、新しい講座の広告を担当するときはテキストを全て読みますし、その結果色んな発見を得られる。学ぶことが好き、教えることが好きな人が多いからこそ、開発部門からいろんな魅力的な講座が生まれて、その魅力を伝える広告もできるんじゃないかな。

笠原:綺麗な回答だな(笑)

レスポンスの数字は、新たに一歩を踏み出した人の数なんです。

―山岸さんはもともと塾講師もされていたとのことですが、マーケティングの仕事を通じて教育の仕事に携わっているという感覚はありますか?

山岸:もともと教育の仕事に興味があってユーキャンに入社したので、一時期「この仕事で教育に関われているのか?」と悩んだ時期がありました。自分で教材を作っているわけでもないですし。でも、どれだけ良い講座を作っても、マーケティング側でその魅力や価値をうまく伝えられなかったら意味がない。受講した先にどんな未来があるかをお客様にイメージさせてあげることも、教育を広げていくにあたって大切な役割だと思えたんです。学ぶ喜びを伝えてお客様をモチベートしていく。そういう仕事だと今では感じています。

肥田:マーケティングの仕事なので、売上やレスポンス率という数字はもちろん大事ですが、私たちにとってその数字は「新しい一歩を踏み出した人の数」と同意なんです。だからこそ、ポジティブにもっと数字を高めていきたいという気持ちになれる。講座を受講したお客様の体験談なんかを読んでいると、自分が誰に向けて学びを届けているのか、人の人生にどんな風に関われたのかという実感を味わえるので、それも大きなやりがいにつながっています。

―教育事業部の魅力は何だと思いますか?

笠原:開発では2つあると思っていて、1つはその道の専門家・プロに会う機会が多いこと。たとえば大人のマジック講座では、プロのマジシャンに取材してテクニックを見せてもらい、「なるほど、そういうことなのか!」と色んな発見を得られました。もう1つは講座を自由に提案できること。例えばアロマに興味のある人がアロマテラピー検定講座を提案したり、スキーや運動にハマっている人がスポーツ栄養プランナー講座を提案したりと、自分が積極的になれるところにエネルギーを費やす人が多い。オフも全力で楽しみつつ、その楽しみを仕事にも持ってきているので、みんなすごく輝いてますね。

山岸:自分の得意を突き詰められるところは魅力ですよね。仕事でも、お互いの得意を持ち寄って部全体として強くなっていく感じはすごくあります。僕は、システム関係のことは得意ですけど、クリエイティブが苦手なんです。でもそれは得意な人に相談することができる。逆にシステム関係だったら僕が質問に答えることができる。

山内:課の垣根を超えて先輩たちを頼れるのは本当にありがたいです。一方で適度な距離感を保っていい関係を作れているなとも感じます。「アットホームな社風です」って言う会社多いと思うんですけど、そういう会社って「プライベートも一緒!」みたいなイメージがあってちょっと自分には合わないな、と。うちはお互い必要以上に踏み込んだりしないですし、付き合いで先輩と飲みに行ったりとかもしなくていいので、そこは助かってます。

笠原:つまり、それを先輩がいる場でサラッと言えちゃう社風ってことだね(笑)

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