あの企画も、元は誰かのひらめきと情熱によって生み出されたものだった。
―実際のイノベーション・アワードの受賞例を教えていただけますでしょうか?
寺島:いくつか受賞例をご紹介したいと思います。
①総合カタログの開拓
総合カタログという新たなチャネルを開拓し、営業に貢献。現在も年に3回(新春・春・秋)、200ページ程度の通信講座の総合カタログが発行され、集客の役割を果たす媒体として機能しつづけています。今では当たり前のようにスーパーや書店、ドラッグストアなどに置かれている総合カタログも、最初は社員が企画し、開拓したものだったのです。
総合カタログができるまで
(https://feel.u-can.jp/contents/detail/481/)
②CD・DVDプレゼント
CD全集やDVD全集といった商品をご購入いただいた方を対象にしたCD、DVDプレーヤーのプレゼント戦略により、業績向上に大きく貢献。通信販売事業部内はもちろん、社内全体のプレゼント戦略の展開にも影響を与えました。
CD全集、DVD全集の制作秘話
(https://feel.u-can.jp/contents/detail/1121/)
③女性アパレル企画(着心地のいい服)
ユーキャンの通信販売にこれまでなかった女性アパレルのジャンルを新規開拓し、収益をあげる事業へ育成。社内における新しいビジネスモデルを構築しました。お客様の声を積極的に反映させるブランドとして、現在も進化をつづけています。
着心地のいい服ECサイト
(https://www.iikigokochi.jp/)
女性向けアパレルでファッションショーしてみた
(https://feel.u-can.jp/contents/detail/353/)
④RPA導入による業務効率化
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入し、入力フォームの管理や改善、各種データとの紐づけなど、作業負荷の高い作業の効率アップと、正確性の向上をもたらしたことに対する表彰。
受賞者(猪俣)が参加した対談
(https://feel.u-can.jp/contents/detail/510/)
⑤キャリア・チャレンジ制度
自分と異動先の部署が合意すれば部署異動ができる人事制度によって、人材を流動化し、社内の活性化に貢献。新たなキャリアステップの道筋を生み出し、初年度で5名のマッチングを実現しました。
受賞者(人事担当役員)のインタビュー
(https://feel.u-can.jp/contents/detail/616/)
キャリア・チャレンジ制度活用者の声
(https://feel.u-can.jp/contents/detail/571/)
社員と会社の未来のために、これからも社内表彰はつづいていく。
―さまざまな企画が生まれ、表彰されて全社に周知されているのですね。今後の社内表彰などのイベントの予定について教えてください。
寺島:イノベーション・アワード、永年勤続表彰は社員のモチベーションアップのためにも、今後もつづけていきたいです。イベントとしては、まだコロナの影響がありますが、いずれは全社で親睦を深める交流会などを実施できるといいなと思います。